2023.11.16 ブログ12
- nyuuzemiyabuken202
- 2023年11月16日
- 読了時間: 5分
こんにちは!12期の板谷と申します!
春学期に続いて2回目のブログ担当となります(/・ω・)/
前回の石川君のブログの三田論のお話(前編)に引き続き、三田論のお話(後編)ということで書いていきたいと思います!

※三田論を提出しに行くときの写真
今回は①三田論について(後編)と②今週のゼミ活動の2本立てでいきます。
本題に入る前にゼミ員の近況報告がてら、自分の趣味の話をしようかと思います(←聞いてない)
趣味で音楽や邦楽をよく聞いてて、その中でもVaundyというアーティストが特に好きで、毎朝の通学のオトモとしてよく聞かせてもらってます。そのバウくんが、なんと、、なんと、、、!!!
11月15日木曜日、つい先日ですが2ndアルバムとなる『replica』をリリースしました!!まじで嬉しい!!三田論執筆の間もこれが生きがいだった!!
あまりにも嬉しかったので、とりあえず15日授業終わってソッコーでタワレコ渋谷に向かい円盤を購入。このパッケージめっちゃいい、かっこかわいい、開封するのもったいない。

そして、タワレコスペースのVaundyエリア(期間限定)でパシャパシャ写真を撮り至福のひと時を過ごしていました。ヲタク全開です。

ちなみに2ndアルバム『replica』で個人的推し曲は「美電球」と「常熱」の2曲です。めっちゃいい曲なので、もしもVaundy聞いている方がいたら是非聞いてみてください!
(自己満足パート終了)
では本題へ!
● 三田論について(後編)
先週のブログにもあったように、僕も人口移動班(柿沼、石川、板谷)の1メンバーとして三田論執筆に励んでおりました。今回お話しする内容として、
・人口移動班が扱ったテーマを詳しく
・三田論提出までの日々
の大きく2つをお話ししようかなと思います!
〈人口移動班が扱ったテーマを詳しく〉
『人口移動班』とはいうものの、じゃあ何を研究していたのか気になる方もいたかと思います。我々の班では、論文タイトルとして『日本の進学移動についての実証分析 -地域の労働市場は学生の進学移動に影響するか-』でやっていました。
内容をざっくりお話しすると、「学生が出身県から県を跨いで大学進学をする際に、出身県および進学先の県の労働市場(完全失業率、平均雇用者報酬など)から影響をうけて大学進学している可能性がある。進学と労働市場という2つの関係性を、モデルを使って計量的に分析し確かめよう」といった感じです!
使用したモデルは、下の「重力モデル」と呼ばれる、人口移動研究でよく用いられるモデルを基にしたものを使っています。いかにも経済学っぽいですよね。笑

このモデルのおおもとは有名な物理法則である「万有引力の法則」からきているそうで、国際貿易論や人口移動論、都市経済学で頻繁に使用されているそうです。というのも、「2地点間のモノやヒトの移動」の特徴が「万有引力の法則」にマッチしているのだとか。
(詳しい内容が気になる方は、三田祭で南校舎465で論文掲示があるのでぜひいらしてください)
〈三田論提出までの日々〉
現在の論文の構成に落ち着かせたのが大体10月はじめくらいだったかなと思います。それより前では、この研究における「頑健性の問題」に悩まされていました。。
頑健性を示すために、実証分析はどういうプロセスで行うのか、どの実証分析の結果を論文に掲載するのか、結果の見せ方はどうするか、ストーリーはどうするか等々、、我々3人の中でも結構議論が活発になっていた点だなと感じています。


メンターとして着いてくださった先輩方や藪先生にも相談を持ち掛け、頑健性やストーリー展開についてアドバイスをたくさんいただきました。そのおかげで何とか論文の構成ベースを10月前半までに決定できました。
さて、ここから論文執筆です。最後の正念場です。
まず、論文の書き方や体裁、ルール等を多少考慮しながら、とりあえず論文の原文を3人で分担して書いていきました。その後、藪先生や先輩方にも協力してもらいながら、論文の体裁や細かなところを改良していきました。(特に要約や「はじめに」といった、論文の趣旨や大まかな概要を書くところは、一番注意深く確認し推敲していました。なにせ本研究におけるサマリーであり、かつ一番重要なところですからね。)


このように、先生や先輩方からたくさんアドバイスを頂くことができました!(めっちゃありがたい!)3人では書いているとはいえ研究をともにしている仲間なので、どうしても自分たちにしかわからない言い回しであったり主観的な視点を持ちがちな論文に仕上がってしまいます。やはり客観的な視点から論文を評価してもらえる第三者からの印象を参考にするのは、論文執筆においてもとても大事だと思います。
こうしてなんとか、11月6日の論文提出日までに論文を完成させることができました!本格始動した6月からここまで約5か月!ここまで本当に長かった!

上はみんなで論文原本を提出しに行っている写真です笑
三田論執筆を通して感じたのは、実践を通してより一層計量経済学の知識を定着させることができたというのと、あとはグループワークが本当に楽しかったことです。「約半年という長期間の中、3人で共同作業を行う」といったように、グループで長期間共同作業をするという経験をしたことのある人はごく少数なのではないかなと思います。僕もそうでした。
だからこそ、自分がどのように動くべきなのか、グループ作業をさらに効率化するにはどうすべきなのか、どのようにコミュニケーションをとるべきかを論文執筆を通し学べたという点で、非常に有意義な時間だったなと感じています!
藪ゼミに興味のある方はもちろん、三田論を頑張りたい方、あるいは3年のうちになにかに熱中し結果を残したいと考えている方が、このブログを読んで三田論執筆の流れや雰囲気を少しでも感じ取ってもらえたらそれだけでも嬉しいです!
● 今週のゼミ活動について
今週のゼミ活動は、3年生は来週のインゼミ(→他大学ゼミとの相互発表会みたいなイメージ)に向けての発表練習と、4年生は卒論の途中経過発表を行いました!



長くなってしまいそうなので今週はここまでにしたいと思います、それでは~
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