ゼミ活動の充実に向けた大事なこととは?
- nyuuzemiyabuken202
- 2022年2月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年6月8日
ブログをご覧の皆様へ
みなさん、はじめまして!ブログをご覧いただきありがとうございます!
これからブログでは、ゼミ活動、三田での生活、就活など色んなテーマで書いていきます。よろしくお願いいたします!
最初のテーマは、私が1年間のゼミ活動を経て思うこと、「主体性」を持つことの大切さについてです。
ゼミ生活を豊かにするも、貧しくするも、皆さんの意欲と行動力に依るということです。
これは、どのフィールドでも、どのゼミに所属しても共通していることだと思います。
まず、コロナの如何に関わらず、「ゼミに入れば、充実した時間が手に入る」という考えは幻想です。
ゼミに入っても、自分たちで動かなければ何事もなくゼミは終わります。
しかし逆に言えば、自分たちが能動的に動けばたとえコロナ禍であっても充実したゼミ生活を送れると思います。
私達11期のゼミ生活は(運よく)対面で始めることが出来ました。しかし、情勢が安定せずオンラインで行われる回も複数ありました。また、今年も夏合宿やゼミ対抗のスポーツ大会も中止となりました。その分交流の機会は限定的でしたが、10期の先輩方がゼミ後の交流会や飲み会を企画してくださいました。コロナという制約がありつつもお互いを知る機会を得ることが出来ました。

その後、秋学期になると対面授業も実施されるようになり、三田論執筆に尽力しました。
そして、三田論の執筆が終わりようやく一息つく頃には、私たち11期は12期の方々を迎える立場へと変わりました。
ゼミ生としての私の意識を大きく変えたのは、2年生向けイベント(相談会・オープンゼミ)での経験でした。
例年応募が多いゼミではなかったため、まずはできるだけ多くの方に認知してもらいたうことを目標にゼミの発信を行っていました。説明会では、できる限りイベント参加へのハードルを低くしたつもりではあったのですが、正直、どれだけの応募が来るのか不安で一杯でした。
それでも私たちの不安とは裏腹に多くの応募がありました。
数あるゼミの中から藪ゼミを選んでくれた学生に対する感謝の気持ちで一杯になると同時に、一つの責任感を感じました。
「12期のみんなが入って良かったと思えるゼミを創る」
この瞬間、私は10期の先輩方の想いにも気が付くことが出来ました。10期の先輩方もきっと、同じような気持ちで沢山のイベントを企画してくださっていたのだと。
そして、私はこれこそが藪ゼミの“良さ”だと確信しています。
「藪ゼミ」を良いゼミにしていくゼミ生の主体性こそが、藪ゼミが充実したゼミ生活を提供できる秘訣だと。
輪読や実証分析、三田論も卒論も、手を抜こうと思えばいくらでも手は抜けます。それでも、真剣に学問/研究に向き合うことで、ゼミでしか得られない達成感を得ることが出来たと考えています。
藪ゼミでは例年三田論を受賞する論文がありますが、これは自分たちの興味関心に真摯に向き合い、突き詰めることが出来る人が多いからだと思います。
今、身をもって経験して述べることですが、ゼミ活動が充実するかしないかは、結局自分たちの努力次第です。コロナが続けば様々な制約も生じてしまうこともありますが、それでも「出来る事」はたくさんあります。藪先生やOB/OGはいつでもゼミ生の活動をサポートしてくれます。
4年生は3年生を引っ張り、3年生も主体的に行動することで、充実したゼミ生活を創ってもらえれば、嬉しいです!

11期代表 植田祐渉
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