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藪ゼミでの活動②三田論

更新日:2023年6月8日

みなさん今日もお疲れ様です!

最近寒くなってきましたね…

是非とも体調にお気をつけてお過ごしください!


さて、今日は藪ゼミのメイン活動でもある「三田論」についてお話しさせていただきます。

三田論は他のゼミでも取り組まれているので、知っている人も多いですかね?

なので、他のゼミでは言われていないような内容も伝えられればと思います!


三田論とは、『三田商学研究学生論文集』に投稿する学生論文のことを指します。

(開催は今年で44回目で、慶應義塾大学商学会 (keio.ac.jp)にて詳細を見られます。)

経営・会計・マーケティング・経済産業のそれぞれのフィールドに所属するゼミから様々なテーマの論文が寄稿され(テーマ設定は自由です)、特に優秀な論文はこの『論文集』に掲載されるうえ、執筆者には賞金5万円と記念品が送られます。

※しかし、藪先生によると、論文の採択には審査員の趣味が強く働くらしく、必ずしも優秀な論文=掲載される論文とは限らないらしいです(ただ、曲がりなりにも採択はされているので、質の高い論文には変わりないのでしょうが…)。

実際、藪先生には、賞を取ることを目標にするのではなく、論文を書き切るまでの過程を大切にしてほしいとのことでした。


三田論はグループで取り組むゼミが多いかなと思います。何せ本格的な論文を書いた経験のある生徒がほとんどいないでしょうし、ゼミの専攻分野を理解したうえで論文を書くのは決して簡単ではないです。ということで、(どのゼミに入っても基本的に)他のメンバーと協力しながら執筆を進めることになります。


前述の通り、論文のテーマは自由なのですが、論文に求められる要素として2点挙げられます(これは卒論でも当てはまります)。それは、

①新規性(今までになされていないアプローチか(着眼点、分析手法など))

②社会的意義(その研究の結果は社会に貢献するものか)

です。

論文ではこれら2点を満たしたうえで執筆を進めます。

(実はこの2つの要件を満たすのは容易ではなく、先生も「これらを学部3年生に求めるのはやや酷だ」というほどです(笑)。ただ、少なくとも藪ゼミでは毎年どの班も論文を書き切れているのでそこまで心配する必要はないかなと思います。)


そしてもちろん、藪ゼミでも三田論を執筆します。3年生は3人グループになり、9月末までに論文を完成させることを目標に執筆を進めます(ただ実際は、提出期限の10月末まで校閲を重ねることにはなります)。

全体のスケジュール観としては、

5~6月:グループ(班)決め、テーマ決め

7~8月:先行研究調査、データ収集、データ分析

9月:前月の続き、論文執筆

10月:論文の校閲→完成→提出

という感じですね。

ただ、この予定通りに進む班は少なく、スケジュールが押すこともあります(というか、押すものだと思ってください(笑))。また、上記の順番が前後することもあります(分析をしていたが、新しい変数も入れるためにデータの収集に戻るなど)。

特にデータ収集の点は毎年ゼミ員が苦労します(このデータが欲しいのにネットに載っていない、毎年のデータが欲しいのに5年ごとデータしかない、など)。

そしてこれはあくまで目安なので、ぜひ三田論を取り組む際は、このスケジュールにとらわれず、進められるときに進めておくことを強く推奨します。


藪ゼミではこれまで、経済、金融(株など)、教育、テロ、スポーツなど様々なテーマの論文が執筆されています。

今年度は「ふるさと納税」「犯罪」「外国人労働者」というテーマで論文を執筆しました!(下の画像はふるさと納税班の論文です)

論文の紹介や中身(原本)はサイト内に載せているのでご興味ありましたらご覧ください!


次回は、ゼミ員の裁量で活動内容を決められる「サブゼミ」についてお話ししたいと思います!


藪ゼミ11期

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